IT導入補助金の対象となるAIツールとは、事務局に登録された「IT導入支援事業者」が申請し、あらかじめ登録された製品のことです。つまり、世の中にあるAIツールなら何でも補助が出るわけではありません。
「ChatGPTの法人プランを補助金で入れられないか」というご相談をよくいただきます。結論から言えば、多くの海外製AIサービスは単体では対象外です。ただし、AIを組み込んだ国内の業務ソフトであれば、対象製品として登録されているものが数多くあります。
本記事では、どんなAIツールが対象になるのか、どう探せばいいのか、申請時に何に気をつければいいのかを、中小企業の社長向けに整理してお伝えします。
この記事の結論
- IT導入補助金の対象は「登録済み製品」のみ。ChatGPT単体など未登録の海外サービスは対象外です
- 対象製品は公式サイトの「ITツール検索」で無料検索でき、AI搭載の業務ソフトなら多数見つかります
- 補助率は2分の1〜4分の3、上限は枠により5万円〜450万円。申請は支援事業者との二人三脚が前提です
※本記事の制度内容は、独立行政法人中小企業基盤整備機構および IT導入補助金事務局が公開している情報をもとに整理しています。公募回ごとに要件・金額は変更されるため、申請前に必ず公式サイト(it-shien.smrj.go.jp)の最新の公募要領をご確認ください。
IT導入補助金でAIツールは対象になるのか
IT導入補助金でAIツールが対象になるかどうかは、「そのソフトが事務局に登録されているか」の一点で決まります。AIかどうかは判断基準ではありません。登録された業務ソフトにAI機能が含まれていれば対象、どれだけ高性能でも未登録なら対象外です。この線引きを最初に押さえておくと、製品選びで迷わなくなります。
対象になるのは「登録済みのソフトウェア」
IT導入補助金は、中小企業がITツールを導入して業務を改善する取り組みを支援する制度です。運営は中小企業基盤整備機構が担っています。
特徴的なのは、企業が自由に好きなソフトを買って申請するのではない点です。事務局に登録された「IT導入支援事業者」(ソフトの販売・導入をサポートする会社)が、あらかじめ製品を登録します。企業はその登録済みリストの中から選ぶ仕組みです。
言い換えれば、家電量販店で好きな商品を買うのではなく、指定カタログから選ぶ制度と考えるとイメージしやすいでしょう。
なぜChatGPT単体では申請しにくいのか

ChatGPTやその他の海外製AIサービスを単体で契約しても、多くの場合は補助の対象になりません。理由は3つあります。
1つ目は、登録されていないことです。海外の事業者が日本の補助金制度に支援事業者として登録している例は限られています。
2つ目は、汎用ツールが業務プロセスの改善と結びつきにくいことです。IT導入補助金は「どの業務がどう改善されるか」を申請書で示す必要があります。「何にでも使えるツール」は、この説明が通りにくいのです。
3つ目は、導入支援がセットになっていない点です。この制度は、支援事業者が導入から定着まで伴走することを前提に設計されています。
実際に対象になりやすいAI活用ソフト
一方で、AI機能を組み込んだ国内の業務ソフトは、対象製品として数多く登録されています。代表的なものを整理しました。
| 分野 | AI機能の例 | 導入しやすい業種 |
|---|---|---|
| 会計・経理 | 領収書の自動読み取り、仕訳の自動提案 | 全業種 |
| 顧客管理・営業 | 商談内容の自動要約、次のアクション提案 | 不動産・サービス業 |
| 問い合わせ対応 | 自動応答の仕組み(チャットボット) | 小売・サービス業 |
| 文字起こし・議事録 | 会議音声の自動テキスト化と要約 | 全業種 |
| 生産・在庫管理 | 需要予測、発注量の自動計算 | 製造業・卸売業 |
| 図面・写真管理 | 画像の自動分類、劣化箇所の検出 | 建設業・製造業 |
| 採用・労務 | 応募書類の自動整理、シフトの自動作成 | 小売・飲食業 |
ポイントは、「AIを買う」のではなく「業務ソフトを入れたら、その中にAIが入っていた」という順番で考えることです。この発想に切り替えると、選べる製品の幅が一気に広がります。

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IT導入補助金2026の枠と補助額を整理する

IT導入補助金は複数の申請枠に分かれており、補助率は2分の1から4分の3、補助上限額は5万円から450万円と幅があります。どの枠を選ぶかで受け取れる金額が大きく変わるため、製品を探す前に枠の全体像をつかんでおきましょう。以下は近年の公募実績をもとにした整理です。
枠ごとの特徴と目安額
| 申請枠 | 主な対象 | 補助率の目安 | 補助上限の目安 |
|---|---|---|---|
| 通常枠 | 業務ソフト全般 | 2分の1以内 | 5万円〜450万円 |
| インボイス枠(ソフト) | 会計・受発注・決済ソフト | 2分の1〜4分の3 | 50万円〜350万円 |
| インボイス枠(機器) | パソコン・レジ等 | 2分の1 | 10万円〜20万円 |
| セキュリティ対策枠 | サイバー対策サービス | 2分の1以内 | 5万円〜150万円 |
| 複数社連携枠 | 商店街・組合など複数事業者 | 2分の1〜4分の3 | 3,000万円程度 |
金額の幅が大きいのは、導入するソフトの機能数(業務プロセスをいくつカバーするか)によって上限が段階的に変わるためです。1つの業務だけを改善する小さな導入と、受発注から会計までまとめて刷新する導入では、当然ながら受け取れる額が変わります。
なお、補助率や上限額は公募回ごとに見直されます。数字はあくまで検討開始時の目安として使い、正式な判断は最新の公募要領で行ってください。
補助対象になる費用・ならない費用
社長からよく聞かれるのが「どこまでが補助の対象なのか」です。ここを誤解したまま進めると、想定より自己負担が増えます。
| 費用の種類 | 対象可否 | 補足 |
|---|---|---|
| ソフトの利用料 | ○ | クラウドサービスは最大2年分まで対象の回が多い |
| 導入設定・初期費用 | ○ | 登録された製品に紐づくもの |
| 操作説明・研修費 | ○ | 支援事業者が提供するもの |
| ハードウェア(枠による) | △ | 対応する枠での申請が必要 |
| 汎用パソコン・スマホ単体 | × | 枠の要件を満たさない場合は対象外 |
| 対象外サービスの利用料 | × | 未登録の海外AIサービスなど |
| 3年目以降の利用料 | × | 補助期間終了後は自社負担 |
特に注意したいのが最後の行です。補助が出るのは導入時期の一定期間に限られます。3年目以降は全額自社負担になるため、「補助が切れた後も払い続けられる金額か」を必ず確認しておきましょう。
補助金は「後払い」である
見落とされがちですが、補助金は原則として後払いです。まず自社でソフト代金を全額支払い、導入完了後に実績報告を提出し、審査を経て入金されます。
申請から入金まで半年前後かかることも珍しくありません。つまり、その期間は一時的に全額を立て替える資金が必要になります。手元資金に余裕がない場合は、支払いのタイミングを支援事業者と事前にすり合わせておきましょう。
対象製品の探し方3STEP

対象製品を探す最短ルートは、IT導入補助金の公式サイトにある「ITツール検索」ページを使うことです。登録済み製品と支援事業者が無料で検索でき、業種や解決したい課題から絞り込めます。ここでは、社長がご自身で30分あればできる探し方を3つのSTEPで解説します。
STEP1: 自社の「困っている業務」を3つ書き出す
製品検索の前に、必ずこの作業をしてください。ツールから入ると、必ず選択肢の多さで迷子になります。
紙に「今、社内で一番時間を食っている業務」を3つ書き出します。そのとき、月に何時間かかっているかも一緒に書いてください。数字がわからなければ概算で構いません。
| 書き出す項目 | 記入例 |
|---|---|
| 業務名 | 請求書の作成と送付 |
| 担当者 | 事務2名 |
| 月間の作業時間 | 約25時間 |
| 困っている点 | 手入力が多く、月末に残業が集中する |
この表がそのまま、後の申請書に書く「導入前の課題」の材料になります。UWANが伴走した従業員20名規模の建設会社では、この棚卸しだけで月40時間分の重複作業が見つかり、補助金の申請理由が明確になりました。
STEP2: 公式サイトの「ITツール検索」で絞り込む
IT導入補助金の公式サイト(it-shien.smrj.go.jp)には、登録済みの製品と支援事業者を検索できるページがあります。会員登録なしで誰でも使えます。
検索では、業種・地域・カテゴリ・課題などで絞り込めます。STEP1で書き出した業務に対応するカテゴリ(会計、顧客管理、在庫管理など)を選んでいけば、候補が数十件まで絞れるはずです。
このとき、AI機能の有無は製品ページの説明文で確認します。「自動仕訳」「自動要約」「予測」といった言葉が入っていれば、AI機能を含んでいる可能性が高いと考えてよいでしょう。
STEP3: 支援事業者に3社まとめて問い合わせる
候補が絞れたら、支援事業者に連絡します。ここで大事なのは、1社ではなく3社に同じ内容で問い合わせることです。
問い合わせ時に伝えるべき内容は次の5点です。
| 伝える内容 | 具体例 |
|---|---|
| 業種と従業員数 | 製造業・従業員18名 |
| 困っている業務 | 受注管理と在庫の突合に月30時間 |
| 補助金の利用希望 | IT導入補助金での導入を検討中 |
| 想定予算 | 初期・月額あわせて年間◯万円まで |
| 導入希望時期 | 3ヶ月以内に稼働させたい |
3社に聞くと、提案内容の差が見えてきます。同じ課題に対して全く違うソフトを提案されることもあり、その説明の丁寧さが、そのまま導入後の伴走力の目安になります。

AIツールの選び方・判断軸

AIツールを選ぶときの判断軸は、「機能の多さ」ではなく「現場の誰が、いつ使うか」です。高機能なソフトほど社員が使わずに終わる例を、私たちは何度も見てきました。ここでは状況別に、どのタイプを選ぶべきかを言い切ってお伝えします。
状況別のおすすめ
| 自社の状況 | 選ぶべきAIツール | 理由 |
|---|---|---|
| 事務作業の残業が多い | 会計・請求の自動化ソフト | 効果が数字で出やすく、社内の納得を得やすい |
| 問い合わせ対応に追われる | 自動応答の仕組み | 24時間対応でき、一次対応を任せられる |
| 会議・報告が多い | 文字起こし・要約ソフト | 導入が簡単で、初日から効果が出る |
| 在庫や仕入れの読みが外れる | 需要予測機能つき管理ソフト | 過去データが活き、粗利に直結する |
| 何から手をつけるか決まっていない | 文字起こし・要約ソフト | 最も抵抗が少なく、社内のAI慣れに使える |
| ITに強い社員がいない | 導入支援が手厚い国産ソフト | 定着支援の有無が成否を分ける |
初めてAIを導入する会社には、文字起こし・要約ソフトから始めることをおすすめします。操作が簡単で、社員の抵抗が最も少ないためです。ここで「AIは使える」という感覚が社内に生まれると、次の導入が驚くほどスムーズになります。
3つの判断軸で最終決定する
候補が2〜3件に絞れたら、次の3つで比較してください。
軸1: 補助が切れた3年目も払えるか。 月額費用が現在の業務コストを下回っているかを確認します。
軸2: 一番ITが苦手な社員が使えるか。 可能であれば、その社員に体験版を触ってもらいましょう。ここで詰まるソフトは、導入しても定着しません。
軸3: 導入後のサポート内容が具体的か。 「サポートします」ではなく、「月1回の訪問」「導入後3ヶ月は無償対応」など、回数と期間が明示されているかを見てください。
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申請時の5つの注意点

IT導入補助金の申請で不採択になる原因の多くは、ソフト選びではなく手続き上のミスです。特に「契約・支払いのタイミング」を誤ると、どれだけ良い計画でも補助を受けられなくなります。ここでは、実際に社長がつまずきやすい5点を挙げます。
注意点1: 交付決定前に契約・支払いをしない
最も多く、そして最も取り返しがつかない失敗です。補助金は「交付決定通知」が届いた後の契約・支払いだけが対象になります。
「良さそうだったのでとりあえず契約した」「先に月額を払い始めた」というケースは、原則として補助対象外です。導入を急ぐ気持ちはわかりますが、通知が届くまでは絶対に契約書に押印しないでください。
注意点2: 電子申請に必要なアカウントを先に用意する
申請は電子で行うため、事前に「GビズIDプライム」というアカウントが必要です。これは法人の代表者が使う共通の行政手続き用IDです。
発行には書類審査があり、時間がかかる場合があります。近年はオンライン申請で日数が短縮されていますが、公募締切の直前に着手すると間に合わないおそれがあります。導入を検討し始めた段階で、真っ先に取得申請しておきましょう。
注意点3: 「導入後の効果」を数字で書く
申請書には、導入によってどう改善されるかを記載します。ここで「業務が効率化する」といった抽象的な書き方をすると、審査で評価されません。
| 悪い書き方 | 良い書き方 |
|---|---|
| 業務が効率化される | 請求書作成の月25時間を8時間に削減 |
| 生産性が向上する | 労働生産性を3年で年平均4%向上 |
| ミスが減る | 転記ミス月12件を月2件以下に |
STEP1で書き出した「月間の作業時間」が、ここで効いてきます。数字が手元にあるかどうかで、申請書の説得力は大きく変わります。
注意点4: 賃上げなどの要件を確認する
枠によっては、事業計画期間中の給与支給総額の引き上げや、最低賃金の水準に関する目標設定が求められる場合があります。目標を掲げた枠で未達となれば、補助金の返還を求められることもあります。
補助率が高い枠ほど、こうした要件が付いている傾向があります。「上限額が大きいから」だけで枠を選ばず、自社が3年間その約束を守れるかを冷静に判断してください。
注意点5: 導入後の報告義務を織り込む
補助金は受け取って終わりではありません。導入後、数年にわたって効果報告の提出が求められます。売上・従業員数・給与総額などを毎年報告する形が一般的です。
報告を怠ると、補助金の返還対象になる場合があります。誰がいつ報告するのかを、導入時点で担当者と決めておきましょう。

よくある失敗パターンと回避策
補助金を使ったAI導入で最も多い失敗は、「補助が出るから」を理由にソフトを選んでしまうことです。私たちが相談を受ける案件の中でも、導入したのに使われていないケースの多くがこのパターンに当てはまります。
| 失敗パターン | 何が起きるか | 回避策 |
|---|---|---|
| 補助率の高さで選ぶ | 業務に合わず放置される | 課題の棚卸しを先に行う |
| 機能の多さで選ぶ | 使いこなせず一部しか稼働しない | 使う機能を3つに絞って比較する |
| 社長だけで決める | 現場が使わず定着しない | 実務担当者を選定に同席させる |
| 導入して終わりにする | 3ヶ月後に元の手作業へ戻る | 導入後3ヶ月の定着計画を作る |
| 3年目の費用を見ていない | 補助終了後に解約、投資が無駄になる | 全額自社負担時の月額で判断する |
UWANでご相談を受けたある卸売業の会社では、以前に補助金で導入した在庫管理ソフトが半年で使われなくなっていました。原因は、現場の担当者が選定に一度も参加していなかったことです。次の導入では最初の打ち合わせから実務担当者に入ってもらい、稼働から1年経った今も継続して使われています。
補助金はあくまで、導入のハードルを下げる仕組みです。使いこなすのは人であり、その部分に補助金は出ません。だからこそ、選定と定着に時間をかける価値があります。
申請から導入までのスケジュール目安
申請を思い立ってから補助金が入金されるまでは、おおむね6ヶ月から9ヶ月かかると見ておきましょう。公募の締切と自社の導入希望時期を逆算して動くことが重要です。
| 時期 | やること | 目安期間 |
|---|---|---|
| 準備 | 課題の棚卸し、GビズID取得 | 2〜4週間 |
| 選定 | 製品比較、支援事業者への相談 | 2〜4週間 |
| 申請 | 事業計画作成、電子申請 | 2〜3週間 |
| 審査 | 交付決定通知を待つ | 1〜2ヶ月 |
| 導入 | 契約・支払い・稼働開始 | 1〜2ヶ月 |
| 報告 | 実績報告の提出 | 2〜4週間 |
| 入金 | 補助金の受け取り | 1〜2ヶ月 |
公募は年に複数回に分けて行われるのが通例です。締切に間に合わなくても次回の回があるため、慌てて準備不足のまま出すより、次回に照準を合わせたほうが採択の可能性は高まります。
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よくある質問
個人事業主でもIT導入補助金は使えますか?
使えます。中小企業だけでなく、小規模事業者や個人事業主も対象に含まれるのが一般的です。ただし、業種ごとに従業員数や資本金の上限が定められています。ご自身が対象に含まれるかは、公募要領の対象事業者の項目でご確認ください。
申請は自社だけで完結できますか?
できません。IT導入支援事業者と共同で申請する仕組みのため、必ず支援事業者を通す必要があります。逆に言えば、書類作成の多くは支援事業者がサポートしてくれます。社長がゼロから事業計画を書き上げる必要はないと考えてよいでしょう。
補助金と助成金は何が違いますか?
補助金は審査があり、申請しても採択されない場合があります。一方の助成金は、要件を満たせば原則として受給できます。IT導入補助金は前者にあたるため、申請書の内容が採否を左右します。数字を使って課題と効果を書くことが重要になるのはこのためです。
複数のソフトをまとめて申請できますか?
可能です。むしろ、複数の業務プロセスをカバーするほど補助上限額が上がる設計になっています。ただし、機能を増やすほど導入負荷も上がります。初回は本当に必要な範囲に絞り、定着してから追加導入する進め方をおすすめします。
過去に採択されたことがあると、次は不利になりますか?
同一年度内の重複申請には制限がありますが、年度をまたげば再度申請できる回が多くあります。ただし、前回導入したツールの効果報告をきちんと提出していることが前提です。過去の報告を放置している場合は、まずそこを確認してください。
導入を検討中ですが、まだどのAIツールがいいか決められません。何から始めるべきですか?
ツールを探す前に、業務の棚卸しから始めてください。本記事のSTEP1で紹介した「困っている業務3つと、その月間作業時間」を書き出すだけで、候補は自然に絞られます。この作業は補助金を使わない場合でも役に立ちます。
補助金を使わずに導入したほうが早い場合もありますか?
あります。月額数千円の小規模なツールであれば、申請の手間と入金までの期間を考えると、自費で今すぐ始めたほうが合理的なケースは少なくありません。目安として、初期費用が数十万円を超える導入は補助金の検討価値がありますが、それ未満なら自費導入も十分に選択肢になります。
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まとめ:補助金は「使う理由」が決まってから調べよう
IT導入補助金でAIツールを導入する際のポイントを整理します。対象になるのは事務局に登録された製品だけで、ChatGPT単体のような未登録サービスは原則として対象外です。一方、AI機能を組み込んだ国内の業務ソフトは数多く登録されており、公式サイトの検索ページから無料で探せます。
そして最も大事なのは、順番です。補助金から入るのではなく、自社の困っている業務から入る。この順番を守った会社ほど、導入後も使い続けられています。補助金はあくまで、必要な投資を軽くするための仕組みだからです。
まずは今週中に、GビズIDプライムの取得申請だけ済ませておきませんか。発行までに時間がかかるうえ、他の補助金申請にも使える共通のIDです。ここが済んでいれば、良い製品に出会ったときにすぐ動けます。

